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'04年は王者ロッシのヤマハ移籍という衝撃的なニュースで幕を開けました。それも影響して例年に増してシートの入れ替えの多い年となりました。 　まずはホンダ勢。ロッシと入れ替わりバロスがヤマハからワークスのレプソルホンダ入りし、現役引退を表明した宇川に変わり玉田がキャメルホンダに（より正確に言うと玉田が所属していたプラマックホンダとホンダポンスがジョイントして1ティームになった）。グレシーニレーシングは、残念ながら成績がふるわなかった清成に変わりアプリリアからエドワーズが移籍してきました。 　ヤマハは、ロッシ／チェカのゴロワーズ・フォルトゥナ・ヤマハと、MotoGP 2年目のメランドリと1年ぶりにシートを得たノリックが組んだフォルトゥナ・ゴロワーズ・テック3の2ティーム体制になりました。この2ティーム、ティームが一緒なのにマシンのカラーリングが違う（ロッシ：ゴロワーズ／チェカ：フォルトゥナ、メランドリ：フォルトゥナ／ノリック：ゴロワーズ）ので、見た目に大変ややこしいことになってました。 　そして、ロッシに次ぐ驚きの移籍として中野王子がヤマハからカワサキに移籍。ギャリィ・マッコイ、アンドリュー・ピット共にMotoGPを去ることになり、変わりにカワサキのテストライダーを努めていたアレックス・ホフマンがシートを得て体制を一新。 　ドゥカティは、ワークスティームは体制に変更が無かったものの、ダンティンティームが、前年ワールドスーパーバイクチャンピオンのニール・ホジスンと、同じくWSB出身のルーベン・シャウス（チャウス？　ザウス？）を擁してドゥカティのサテライトとして参入してきました。さらにアプリリアは、芳賀が再びWSBに戦いの場を移し、エドワーズ移籍の穴を前年までプロトンKRを走らせていたジェレミィ・マクウィリアムスで埋めた1台体制に縮小、プロトンはロバーツ一家の次男、カーティスが宣篤のティームメイトになるなど、スズキとドゥカティワークス以外はほぼなんらかの入れ替えがありました。 　注目のチャンピオン争いですが、シーズン前の下馬評では、さしものロッシも1年目は苦労するだろうという見方がほとんどでしたが、なんと開幕戦でいきなり優勝、その後も戦闘力の劣るM1（現に優勝したのはロッシのみ。その上ロッシ以外のM1勢が表彰台に立ったのは4回だけ）を追い立てる超人的なパフォーマンスを発揮。ついには移籍1年目にしてヤマハに12年ぶりの栄冠をもたらしてしまいました。とは言え、去年までのような大差を付けての勝ち方は出来ずじまいで、そういう意味ではM1がいいハンディ(^_^;)となって、ここ数年例を見ないほどMotoGPクラスで白熱したバトルを見ることが出来た上、玉田が日本GPでの勝利を含む2勝を挙げたり、中野王子がカワサキに初表彰台をもたらすなど、日本人としても見応えのあるシーズンとなりました。 　イクソのミニカーは、パッケイジが背面パネルのある一回り大きいものに戻されました（しまいづらいからコロコロ変えんなよ〜(-_-#）。品質面では、はるまきが買ったショップではチョイスする余地が無かったにも関わらず目立った不具合は無かったので、個体差はかなり安定していたようです。ちなみにRC211Vは3本出しの後期仕様を採用してます。 　カウルのシェイプは、このスケイルにも関わらず、ミニチャンプスのより脳内イメージに近いので満足感は高かったですが、玉やんの211Vのタイアがミシュランになったりの細かい考証ミスは散見されるようです（言われるまで気付きませんでしたが…汗）。ただ価格が800円もアップしてしまったのは痛かった。4輪のミニカーは価格が一定なのに、なぜバイクのミニカーは毎回値段が変わってしまうのか釈然としません。 　また、ツインリンクもてぎで2005年9月に開催された第12戦 日本GPにおいて、バイクのミニカーとしては初の、もてぎオリジナルパッケージ（なぜかケイスは去年型の小さい方）が10種類（RC211V：玉やん／セテ／ビアッジ／バロス／ヘイデン、YZR-M1：ロッシ／ノリック、GSV-R：ロバーツ、ZX-RR：中野王子、デスモセディチ：カピロッシ）・各1000台限定3,000円で販売されました。

#3 HONDA RC211V "CAMEL HONDA" マッシミリアーノ（マックス）・ビアッジ	#4 HONDA RC211V "REPSOL HONDA Team" アレッシャンドレ（アレックス）・バロス	#6 HONDA RC211V "CAMEL HONDA" 玉田 誠
ツインリンクもてぎ特注 #6 HONDA RC211V "CAMEL HONDA" 玉田 誠	#7 YAMAHA YZR-M1 "GAULOISES Fortuna YAMAHA" カルロス・チェカ	#10 SUZUKI GSV-R "Team SUZUKI MotoGP" ケニィ・ロバーツ Jr.
#11 DUCATI DESMOSEDICI "D'Antin MotoGP" ルーベン・シャウス	#12 DUCATI DESMOSEDICI GP4 "DUCATI Marlboro Team" トロイ・ベイリス	#15 HONDA RC211V "Telephonica MoviStar HONDA MotoGP" セテ・ジベルノゥ
#17 YAMAHA YZR-M1 "Fortuna GAULOISES TECH3" 阿部典史	#21 SUZUKI GSV-R "Team SUZUKI MotoGP" ジョン・ホプキンス	#33 YAMAHA YZR-M1 "Fortuna GAULOISES TECH3" マルコ・メランドリ
#45 HONDA RC211V "Telephonica MoviStar HONDA MotoGP" コーリン・エドワーズ	#46 YAMAHA YZR-M1 "GAULOISES Fortuna YAMAHA" ヴァレンティーノ・ロッシ (World Champion)	#50 DUCATI DESMOSEDICI "D'Antin MotoGP" ニール・ホジソン
#56 KAWASAKI Ninja ZX-RR "Kawasaki Racing Team" 中野真矢	#65 DUCATI DESMOSEDICI GP4 "DUCATI Marlboro Team" ロリス・カピロッシ	#66 KAWASAKI Ninja ZX-RR "Kawasaki Racing Team" アレックス・ホフマン
#67 aprilia RC3 "Alice aprilia Racing" シェイン・バイン	#69 HONDA RC211V "REPSOL HONDA Team" ニッキィ・ヘイデン	#99 aprilia RC3 "Alice aprilia Racing" ジェレミィ・マクウィリアムズ
MINICHAMPS #6 HONDA RC211V "CAMEL HONDA" 玉田 誠	NewRay #7 YAMAHA YZR-M1 "GAULOISES Fortuna YAMAHA" カルロス・チェカ	MINICHAMPS #15 HONDA RC211V "Telephonica MoviStar HONDA MotoGP" セテ・ジベルノゥ
TAMIYA Masterwork Collection #17 YAMAHA YZR-M1 "Fortuna GAULOISES TECH3" 阿部典史	TAMIYA Masterwork Collection #33 YAMAHA YZR-M1 "Fortuna GAULOISES TECH3" マルコ・メランドリ	MINICHAMPS #46 YAMAHA YZR-M1 "GAULOISES Fortuna YAMAHA" ヴァレンティーノ・ロッシ (World Champion)
MINICHAMPS #65 DUCATI DESMOSEDICI GP4 "DUCATI Marlboro Team" ロリス・カピロッシ	SCALEXTRIC (1/18 Slot Racing) #6 HONDA RC211V "CAMEL HONDA" 玉田 誠	超リアルサーキットチョロQ #55/#66 KAWASAKI Ninja ZX-RR ('05) "Kawasaki Racing Team" 中野真矢／A・ホフマン

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